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複言語・複文化能力観

私たちの考える複言語・複文化能力観

母語話者並みの能力を目指さず、部分的能力に価値を認めます。また、個人の言語レパートリーにある言語同士が相互の関係を築き、相互に作用し合って存在していると捉えます。その上で、未知の言語や文化に出会ったとき、その人が持っている言語・文化資源を総動員して、自分を表現し、対応することができ、他者との関係を構築できる能力の育成を目指します。

​<参考文献>

奥村三菜子・櫻井直子・鈴木裕子編(2016)『日本語教師のためのCEFR』くろしお出版.

ダニエル・コスト, ダニエル・ムーア, ジュヌヴィエーヴ・ザラト(著), 姫田麻利子(訳) (2011)「複言語複文化能力とは何か」『大東文化大学紀要人文科学編』第49号, pp.249-268.

吉島茂、大橋理枝他(訳・編)(2014)『外国語教育II 外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』朝日出版社.

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