タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT)では来年もセミナーを開催いたします。私たちは、さまざまな現場での実践を、親や教師をはじめ、子どもにかかわる全ての人と共有し、議論することを目指して、セミナーを実施しています。今回は、「実践の往還を考える」をテーマに、子どもの現実を知るための複言語・複文化ワークショップ実践と、子どもの現実を生かしことばを育てるための言語活動実践、この二つの実践を共有します。セミナーでは、最後に参加者とこれらの実践の往還を考えます。
このセミナーの開催にあたり、言語活動実践を募集いたしますので奮ってご応募ください。
私たち(JMHERAT)は、複言語複文化の現実を見るための複言語・複文化ワークショップと、言語活動実践を共有するセミナーを二本の柱として活動しています。複言語・複文化ワークショップは、参加者が複言語複文化の学びを起こし、自らの現場でワークショップを実践するということにも繋がっています。私たちは、実践者たちがJMHERATでの、またはそれぞれの現場でのワークショップを通じて子どもの現実を見つめ、それを日々の言語活動実践に生かすという循環が生まれることを願っています。それが私たちが考える複言語・複文化ワークショップ実践と言語活動実践の往還です。
※ワークショップ実践もセミナーで報告発表がありますが、公募はありません。
【発表募集要項】
[セミナーテーマ]
実践の往還を考える
―複数の言語と文化を生きる子どもの成長を支えるために―
[日程・場所]
2024年3月31日(日)12:00~16:30(タイ時間 GMT+7)
開催方式:オンライン(Zoom)開催
[コメンテーター] 舘岡洋子氏(早稲田大学大学院)、池上摩希子氏(早稲田大学大学院)
[発表募集] 言語活動実践の報告 2本
幼児から大学生まで、すべての子どものことばに関わる活動の実践が対象です。教育機関での実践はもちろんのこと、放課後の活動、学校外の個人やグループ、家庭内など、さまざまな場での実践を募集します。複数の言語と文化で生きる子どもであることを意識し、子どもの現実を生かすことを考えた言語活動実践が望ましいです。
発表は30分で、質疑応答5分を含みます。
[応募方法]
メールでのみ受け付けます。件名に必ず「JMHERAT発表申し込み」と明記して、下記情報をお送りください。
[送付内容](メール本文またはWordファイル)
発表タイトル
発表者(所属先): 教師以外の方はグループ名など。所属がなくても構いません。
連絡先e-mailアドレス
発表概要:400字程度で発表の意図や内容を具体的にお書きください。
発表に応募された方には、受付確認のメールをお送りします。数日中に受付確認メールが来ない場合は、お問い合わせください。
[応募受付期間] 2023年11月1日(水)~2023年12月31日(日)
[送付先] JMHERAT[@]gmail.com ※送信には[ ]を外してください。
問い合わせがある方もこちらにお送りください。
タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT)