みつめよう子どもの姿、考えよう子どもの現実
子どもを育てる、ことばを育てる
―複数言語環境で育つ子どもが自信を持って生きるための言語活動実践―
3月18日(日)に第14回セミナーを開催いたします。
昨年初めて言語活動実践報告セミナーを行いました。今回はその第2弾です。第1部では、これまでの複言語・複文化活動で見えてきた子どもたちの言語体験の現実から言語能力観を捉え直します。第2部では、その言語能力観に立ち、実践を通して、子どもの何をどう育てるか、子どものための言語活動を考えます。国際結婚の子どもだけでなく、ことばや文化の間を移動して育つすべての子どもたち、幼児から大学生までを対象にして考えていきます。
参加申し込みはこちらの申し込みフォームからお願いいたします。
みなさまのご参加、お待ちしております。
日時:2018年3月18日(日) 11:00〜16:00(10:30受付開始)
会場:泰日経済技術振興協会日本語学校
通称 ソーソートー(スクンビット、ソイ29)
コメンテーター:池上摩希子氏(早稲田大学)
石井恵理子氏(東京女子大学)
ゲストコメンテーター:舘岡洋子氏(早稲田大学)
参加費:200バーツ(学生:50バーツ)
主催:タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会
協賛:トレイルインターナショナル校
協力:タイ国日本語教育研究会
問合せ:JMHERAT[@]gmail.com ※送信には[ ]を外して下さい。
当日スケジュール(予定)
10:30 受付開始
11:00 講師紹介、今回のセミナー趣旨等、研究会より
11:10 1部 複言語・複文化活動報告 ―言語能力観の捉え直し―
13:05 休憩
13:25 2部 言語活動実践報告 ―体験とことば―
14:55 休憩
15:10 まとめ ―コメンテーターより、全体質疑応答―
16:00 終了
<プログラム>
【1部 複言語・複文化活動報告 ―言語能力観の捉え直し―】(11:10−13:05)
言語・複文化ワークショップ報告1 「これまでのワークショップとその狙い」 ………………………………………………深澤伸子(研究会運営委員)(11:10−11:20)
大学での複言語・複文化ワークショップ実践報告 「日本語教師の思い込みに気づくワーク―言語マップ・言語ポートレート活動―」(仮) ……………………………久保亜樹(ランシット大学・研究会運営委員)(11:20−11:50)
複数言語環境で育った子どもの事例報告 「関わるためのことば、関わりによって生まれた成長―息子と私と夫の21年―」 ……………………………………………鈴木孝子(トレイルインター校)(11:50−12:20)
質疑応答(12:30−12:45)
コメンテーターより(12:45−13:05)当研究会と複言語・複文化ワークショップをやってきた経験から………舘岡洋子(早稲田大学) タイで親の聞き取り調査をした経験から………石井恵理子(東京女子大学)
休憩(13:05−13:25)
【2部 言語活動実践報告 ―体験とことば―】(13:25−14:55)
インター校高校部の実践 「映像から学ぶ日本語」 …………………………………大倉尚巳(NIST International School)(13:25−13:55)
親が創る日本語教室の実践 「対話を起こし、体験を繋げる幼児部の活動報告」 …………………………ケウホワサイ美穂子・高見志津・青木有里香・番場亮・鵜野晋 (バイリンガルの子どものための日本語教室)(13:55−14:25)
質疑応答(14:25−14:35)
コメンテーターより 池上摩希子(早稲田大学)・石井恵理子(東京女子大学)(14:35−14:55)
休憩(14:55−15:10)
【1部2部まとめ】(15:10−16:00)
複言語・複文化で育つ子どものための言語活動実践を考える (15:10−15:40) 体験の視点で考える…………………………………………………池上摩希子(早稲田大学) 発達の視点で考える………………………………………………石井恵理子(東京女子大学)
全体質疑応答(15:40−16:00)
終了16:00
※第1部と第2部の間に休憩があります。どちらかだけの参加も可能です。