第17回セミナー 動画視聴 再度受付のご案内(202103セミナー17)
- JMHERAT
- 2021年5月30日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年1月31日
継承日本語教育を考える
―バンコクにある親子でつくるテーマ型活動教室の実践から―
セミナー動画視聴(再)申し込み受付開始
2021年3月28日に開催した第17回セミナーの継承語教育特集の動画視聴は、5月9日をもって終了しました。たくさんの方々に視聴いただき、多くの感想もお寄せいただきました。ありがとうございました。その感想の中に、前回の視聴期間は2週間と短く十分に視聴できなかったというお声もありました。また、もっと知らせたい仲間がいるとの声もいただきました。
そこで、今回思い切って期間を3か月と長くし、動画視聴を再開することにいたしました。
新規申込詳細は、以下の通りです。
※ 当日セミナーに参加された方、および4月23日〜5月9日の動画視聴に既にお申込みされた方へ
今回の動画視聴に再度お申込みは不要です。
新しい視聴用URLは6月1日(火)にお送りします。
【動画視聴に関して】
概要とプログラムは以下の通りです。
こちらからもダウンロード可能です。→ http://bit.ly/JMHERAT17seminar-program
また、研究会のブログにセミナーの報告記事を掲載しています。
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【プログラム】
11:30 ~ 受付開始
12:00 ~ はじめに ―継承日本語教室を考える
本セミナー特集の趣旨
コメンテーター紹介
参加者で意見交換
12:25 ~ 「バイリンガルの子どものための日本語教室」の概要と特徴
教室の紹介 ―教室の変化と現在の活動
教室の特徴 ―中学年「マイアルバム」活動から
コメンテーターから
13:20 休憩
13:25 ~ 各クラスの実践報告
幼児部「1冊の絵本から広がる世界」
低学年「つなぐ ―教室と家と、僕と私と、今とこれから 等身大記録活動を中心に―」
高学年「お互いの刺激の中で、考え、選び、自主的に活動する喜びを体験する場を目指して」
コメンテーターから
参加者グループディスカッション(感想、質問)
14:55 休憩
15:10 ~ 各クラスの実践報告(つづき)
ディスカッションの全体共有、質疑応答
15:20 ~ 教室に参加する人々の思い
教室に参加する意味(親)
教室に参加する意味(子ども)
教室に参加する親と子の思いと、この教室が生む学び
15:55 ~ まとめ
全体質疑応答
コメンテーターから
16:35 ~ まとめと挨拶 研究会からのお知らせ
16:45 ~ 終了
16:45 ~ 17:30 懇親会(オンライン)
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【コメンテーター紹介】
池上摩希子氏
早稲田大学大学院日本語教育研究科教授。中国帰国者定着促進センター教務課日本語講師を経て、2005年より同研究科准教授、2010年より現職。どの子にも学びを起こすための体験型カリキュラムを提唱、みずからも活動の場を主催。JSLカリキュラム開発にも深く関わっている。主な著書に、『「移動する子どもたち」のことばの教育を創造する―ESL教育とJSL教育の共振―』(共著,ココ出版,2009)、『こども にほんご 宝島』(共著,アスク出版,2009)、『外国人児童生徒の学びを創る授業実践』(編著,くろしお出版,2015)、他多数。2007年以来「バイリンガルの子どものための日本語教室」の実践に関わるなど、タイの子どもや親、そして教師たちと接し実践を支援してきた。これまで何度も当研究会セミナー講師を務めていただいている。
石井恵理子氏
東京女子大学現代教養学部教授。日本語教育学会会長。日本語教育が専門。発達のプロセスの中で子どものことばの力を見て、将来の可能性へとつなげ「全人的発達」を目指すことが、子どものための日本語教育のあり方だと示し、年少者日本語教育に大きな影響を与えた。ご自身、国際結婚をされ、国際結婚児を育てた親でもある。主な著書に、『「移動する子どもたち」のことばの教育を創造する ―ESL教育とJSL教育の共振―』(共著,ココ出版,2009)、『「多文化共生」は可能か―教育における挑戦』(共著,勁草書房,2011)、他多数。2015年、2017年に当研究会セミナー講師を務めていただいた。2017年には1年間、タイで子どもを育てる親の調査をされ、バンコク・シラチャーを中心に数十名に及ぶインタビューを実施した。
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【実践報告タイトル・報告者】
教室紹介
「バイリンガルの子どものための日本語教室の22年と今」
ケウホワサイ美穂子、衣畑美里
中学年部活動実践報告
「マイアルバム」活動
衣畑美里、柳原麻衣、シリクルチャヤノント明希
幼児部活動実践報告
「1冊の絵本から広がる世界」
鵜野晋、番場千恵、ケウホワサイ美穂子
低学年部活動実践報告
「つなぐ ―教室と家と、僕と私と、今とこれから 等身大記録活動を中心に―」
ニューマン杏菜、龍田裕紀、川口泉、高見志津
高学年部活動実践報告
「お互いの刺激の中で、考え、選び、自主的に活動する喜びを体験する場を目指して」
安藤浩 、三好緑、高島ゆうこ、青木有里香
調査報告
「教室に参加する親と子の思い、そしてこの教室が生む学びを考える」
インタビューチーム(ツムサターン真希子、西島阿弥子、藤井瑞葉、千石昴、常見千絵、青木有里香、高見志津)